宮城のニュース

絵本で振り返る震災からの6年 仙台で展覧会

絵本教室の参加者の作品を手に取る来場者

 絵本を通じ東日本大震災の被災者の心を癒やす活動を続ける兵庫県の一般社団法人「道しるべ」による展覧会「絵本で感じる6年展」が3日、仙台市若林区のせんだい3.11メモリアル交流館で始まった。4日まで。道しるべの絵本作家らが制作した絵本や原画など計約100点が並ぶ。
 メーン展示の一つ、絵本「道しるべ」の原画は、絵本作家のにきまゆさんが手掛けた。主人公のクマが自らの喜怒哀楽と向き合うことで心の奥の闇から光を見いだすまでを、アクリル絵の具で描いている。絵本の読み聞かせによって穏やかな心を取り戻した被災者の姿が重ねられている。
 道しるべのメンバーが仙台などで開いた絵本教室の参加者が作った絵本や原画も並ぶ。参加者の絵本を手に取った石巻市の書店経営岡部栄二さん(57)は「どの作品も、つらい体験から前を向こうとするまでの心の過程が丁寧に表現されていると思う」と語った。
 4日はこれまでの活動の歩みを紹介する紙芝居の上演や絵本教室がある。連絡先は道しるべ東北支部080(3144)0926。


2017年06月04日日曜日


先頭に戻る