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移転被災者と緑の交流「輪を広めたい」

集会所近くに協力してプランターを並べる住民ら

 東日本大震災で被災した宮城県名取市閖上の住民の一部が移り住んだ同市高柳で3日、植栽活動を通じて新住民との親睦を深めようという催しがあり、約80人が参加した。市内に仙台工場があるパナソニックの労働組合連合会などの協力で、町内会が初めて主催した。
 参加者たちは、災害公営住宅50戸が並ぶ高柳西団地の北側にある地区集会所などの緑化に取り組んだ。ベゴニアやサルビアのプランターを協力して並べたり、秋に実がなるジュンベリーをシンボルツリーとして花壇に植えたり。種まきや草取りをしながら、住民同士がおしゃべりを楽しむ姿も見られた。
 丹野文雄町内会長は「災害公営住宅の住民は2月から入居してきたが、なかなか交わりがなかった。今日をきっかけに交流の輪を広めたい」と語った。閖上新鶴塚で被災し、災害公営住宅に住む伊藤英男さん(71)も「団地内でも交流がないので、こうした機会を得て仲良くなれれば」と願った。


2017年06月05日月曜日


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