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<宮城高校総体>弓道 佐藤(多賀城)初V

弓道男子個人を制した佐藤

 第66回宮城県高校総合体育大会は主会期2日目の4日、県内各地で23競技が行われた。

◎表彰台/弓道男子個人 培った集中力生かし切る

 弓道の男子個人は、2年の佐藤(多賀城)が初優勝を飾った。20射18中と安定感を見せての戴冠に「ただ、ただうれしいだけです」。競技の緊張感から解き放たれ、満面の笑みを見せていた。
 的を外したのは予選と準々決勝。隣の選手の矢が的を突き刺す音がいつもより気になり、リズムが乱れたという。
 準決勝を前に、思い切ってチームメートに宣言した。「後は全部決める」。その言葉通り、残り2戦は全8射を決めて頂点に上り詰めた。
 学校には弓道場がなく、練習は徒歩15分ほどの市体育館に通う。練習時間が限られているので、1日に弓を引く回数は他校の選手の半分ほどしかない。
 「常に実戦を想定して練習している。集中力では他の選手に負けない」。総体の前哨戦となった3月の国体選考会は最下位に終わった。悔しさもばねに練習に打ち込んできた。
 インターハイに向けた課題に、射詰めの正確性を挙げる。「全国レベルの大会は一つのミスが勝負を分ける。まだまだ練習が必要」。より集中力を高めて全国の舞台へ上がる。(伊藤卓哉)


2017年06月05日月曜日


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