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<宮城高校総体>佐藤(小牛田農林)個人初V

相撲個人選手権決勝リーグ 4戦全勝で初優勝を飾った佐藤(奥)

 第66回宮城県高校総合体育大会は主会期の3日、3日間の日程で開幕した。初日は県内各地で27競技が行われた。
 相撲の団体は小牛田農林が7年連続16度目の優勝を飾り、個人選手権は佐藤二千翔(にちか)(小牛田農林)が初制覇。レスリング団体は仙台城南が4年連続34度目の栄冠。柔道女子団体は東北が2年ぶり17度目の頂点に立った。

◎栄冠/佐藤(小牛田農林)個人初V 得意の押しで全勝

 相撲個人選手権決勝リーグで初優勝した佐藤(小牛田農林)は、4戦全てを得意の押し相撲で制した。「決勝は気を引き締めて臨んだ」。脇を締め、まわしを取りに来る相手を一気に土俵の外へ押し出した。
 「初優勝はうれしい」と話す表情は全く浮かれていない。団体リーグ、体重別個人戦を含めて全試合勝つつもりが、個人選手権予選リーグで1敗し、体重別100キロ以上級決勝でも土がついた。
 170センチ、115キロの体格は決して優位でない。「四つ相撲をするには手足が短い。下から上へと突き上げるのが持ち味なのに、押せなくなると引く悪い癖が出た」と敗れた試合を反省した。
 山形県庄内町出身。相撲好きの父一輝さん(45)と二人三脚で小学1年から始めた。山形を離れて小牛田農林に入った後も、家族は応援に駆け付けてくれる。予選リーグで敗れた時は一輝さんに「立ち会いを意識して下から」と激励され、気持ちを切り替えた。
 1年だった昨年の全国高校総体(インターハイ)は決勝トーナメント進出を逃した。地元開催の今年は大崎市で相撲競技がある。「目標はベスト8。高い壁だけど、自分の相撲に磨きをかけて結果を出し、家族に恩返ししたい」と誓う。(岩崎泰之)


2017年06月04日日曜日


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