山形のニュース

<ワイン>風土凝縮 誘客の切り札に

市民らがラベル貼りを手伝い、完成した「かみのやまテロワール2016」

 山形県上山市やワイナリー、ブドウ生産者らで構成する「かみのやまワインの郷(さと)プロジェクト協議会」は3日、赤と白のオリジナルワイン「かみのやまテロワール2016」を発売した。原料は全て上山産ブドウで、市内のワイナリーで醸造した。販売を地元の酒店に限ることで、誘客の切り札にする考えだ。
 原料のブドウは、市内の生産者団体「上山葡萄(ぶどう)・葡萄酒研究会」と「南果連協同組合」が栽培した。老舗の「タケダワイナリー」が醸造を手掛けた。
 赤ワインはマスカットベリーAの爽やかさにカベルネソービニヨンの濃縮感を加えて奥行きのある味に仕上げた。白ワインはデラウェアとセイベルからみずみずしい風味を引き出した。
 販売店はタケダワイナリーと市内11の酒店に限定した。11旅館だけで提供するなど「上山でしか手に入れることができない」(協議会)ことを特徴の一つとしている。
 3日は生産者や市民らが参加して仕上げのラベル貼り作業と、発売記念パーティーが市内で開かれた。
 夫婦でラベル貼りを手伝った仙台市若林区の会社員佐藤惇さん(28)と和(のどか)さん(27)は「仕上げの作業に携わることができてワインに愛着を感じた。もっとワインを知りたくなった」と話していた。
 ワインの名称は市民から募集し、フランス語で風土を意味する「テロワール」に決まった。赤ワインは約400本、白ワインは約900本販売する。ともに750ミリリットルで2500円(税別)。


関連ページ: 山形 経済

2017年06月05日月曜日


先頭に戻る