広域のニュース

<ほっとタイム>憧れのカットに笑顔

HEROが贈ったウイッグをカットしてもらう女子高生

◎女子高生に届いたウイッグ

 福岡県宮若市の女子高校生(16)に5月20日、念願のウイッグ(かつら)が届いた。早速、福岡市の美容室で憧れの広瀬すず風にカットしてもらい、恥ずかしそうに笑った。
 贈ったのは仙台市泉区のNPO法人HERO(ヒーロー)。髪を失った子どもに完全オーダーのウイッグを贈ろうと、昨年5月から髪の毛の寄付を呼び掛け、ようやく一つ目が完成した。
 女子高校生は幼い時から年に1度、頭髪が全て抜けてしまう。伸びても3センチほど。原因は分からない。ニット帽をかぶって明るく過ごしてきた。
 でも、おしゃれが気になる年頃。「見ず知らずの子どもに力を貸してくださった方々には感謝し尽くせない」と母親(43)は語る。
 市販品ではサイズや色が合わなかった。母親は髪の毛の寄付「ヘアドネーション」を知り、夢中で調べてHEROにたどり着いた。
 「お出かけ前に、髪の毛を念入りにセットしています」。まな娘の女の子らしいしぐさに、喜びをかみしめている。(報道部・上村千春)


関連ページ: 広域 社会

2017年06月05日月曜日


先頭に戻る