宮城のニュース

大崎市新庁舎21年度完成 復興事業優先で遅れ

 宮城県大崎市は新市庁舎建設の基本構想の素案をまとめ、5日、市議会の特別委員会に提出した。新市庁舎完成は当初予定の2020年度中から21年度中とする。予算確保のため、20年度までの合併特例債の発行期限を、さらに延長する必要が出てきた。
 素案によると、新市庁舎の場所は現庁舎北側の駐車場で、事業費は52億円。20年度中の完成を予定したが、東日本大震災の復興事業を先行させたことで、現時点で1年遅れる見通し。
 市は今秋にも基本構想をまとめ、年度内の基本計画策定を目指す。建設に合併特例債を充てる予定だが、予算規模が大きく変動するため、分散している市議会(三本木総合支所)や教育委員会(岩出山地区総合支所)などを、新庁舎にどの程度集約するかが焦点になる。
 特別委では、18年度中の完成を目指している田尻総合支所の新庁舎の設計業務を一時中断したことも報告された。8月にも国の重要文化財に指定される「木造千手観音坐像(ざぞう)」の保管場所を新支所に確保できるかどうか判断するための措置。
 9月までに結論を出す予定だが、設計業務の中断が4月から約半年に及ぶため、支所の新庁舎完成は19年度にずれ込む可能性も出てきた。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2017年06月06日火曜日


先頭に戻る