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白石の恵みと技 寄せ豆腐に 蔵王高原フーズ

大豆本来の味を大切にした「手づくりおぼろ」
寄せ豆腐を丁寧な手作業で容器に盛るスタッフ

 大豆加工食品の製造販売「蔵王高原フーズ」(宮城県白石市)は5日、蔵王連峰の伏流水と宮城県産大豆を使った寄せ豆腐「蔵王の匠(たくみ)が寄せた 手づくりおぼろ」を発売した。同社の担当者は「白石ならではの素材で生まれた白い豆腐を広め、地元白石をアピールできる名物にしたい」と意気込む。
 工場の専門スタッフが、県産大豆ミヤギシロメの豆乳に長崎県五島灘産の本にがりを手作業で加えて固める。ふんわりとした食感となるよう道具の形状、かき混ぜる速さ、温度などで試行錯誤を重ねたという。
 親会社の太子食品工業(青森県三戸町)が持つ、添加物を使わない豆腐製造のノウハウも生かした。伝統的な製法で素材を際立たせ、大豆の濃厚な味わいと甘みが楽しめる。
 技術開発を担当した藤井二精さん(27)は「豆腐作りの原点に返って製造工程一つ一つを検証し、職人の技にたどり着いた」と話す。
 工藤茂雄社長は「まずはそのまま食べて大豆の味を感じてほしい。和食はもちろん、ヨーグルトのようにジャムやフルーツソースにも合い、スイーツや健康的な朝食にもなる」と話す。
 希望小売価格は、220グラム入り税別150円を想定。東北、関東地方のスーパーマーケットを中心に順次販売する。


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2017年06月06日火曜日


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