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<バレー女子WGP>佐藤「成長した姿見せる」

「地元の人に成長した姿を見せる」と仙台での試合を待ちわびている佐藤

 バレーボール女子日本代表のリベロ佐藤あり紗(日立、東北福祉大出)が中田久美監督の国内初陣となる国際大会、ワールドグランプリ(7月14〜16日、仙台市体育館)の出場を目指し練習に励んでいる。仙台市出身で大学まで宮城で過ごした。「今まで支えてくれた地元の皆さんに成長した姿を見せる」と張り切る。
 5月26日に東京都内であった日本代表の記者会見。「ポジティブに強い気持ちを持って、最後までボールを追い掛ける」。佐藤は力強く誓った。
 4年前のこの大会で全日本デビューした。当時は故郷の晴れ舞台を楽しむ余裕はなく、「緊張がプレーににじみ出ていたと周囲に言われた」。だからこそ、今度は悔いのない大会にしたいと思っている。
 奮起する訳はもう一つある。昨年のリオデジャネイロ五輪は不完全燃焼に終わり、大会後は自分を見詰め直す時間をつくった。
 「競技以外は何でも前向きなのに、バレーだけは余計なことを考えてしまう」。いつも完璧にプレーしたいと思うからこそ不安にさいなまれた。「気持ちがマイナスになってもいいことなんかない」。競技への取り組み方を内面から変えた。成果を古里で見せたいと考えている。
 「レシーブは迷いなく、思い切りよく」が身上だ。日本にはない高さ、パワーで攻めてくる世界のサーブ、アタックを166センチ、53キロの体で受け止める。「球を拾う」ではなく「当たりにいく感覚」で日本の守備を支える。
 大会でベンチ入りできるリベロは最大2枠。代表3人のうち、27歳の佐藤が一番経験豊富だが「練習からアピールしていく」と既に気持ちを奮い立たせている。(剣持雄治)


2017年06月06日火曜日


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