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<楽天>背番号列伝(11)岸 ジンクス破って

 2桁勝利7度を誇る岸孝之が今季から11番を背負う。過去12年の投手が2桁勝利なしというジンクスを、打ち破れるか。
 初代は創設期の一場靖弘。明大の即戦力右腕として2004年ドラフトの目玉と言われたが、巨人などとの金銭授受問題で既存球団が獲得を断念し、新規参入の東北楽天に入った。2年目、負傷離脱した岩隈久志(マリナーズ)の代役で開幕投手を務め、先発の柱でフル回転して7勝。だがこれがたたって右肩を痛め、07年6勝、08年0勝と下降線をたどった。09年開幕前に外野手の宮出隆自とのトレードでヤクルトへ。
 2代目は福盛和男。10年の1季だけ付けた。初代抑え投手で、低迷期の05〜07年に計49セーブ。08年には米大リーグに挑戦した。09年途中に復帰。自己最多の7勝と10セーブで初の2位浮上を支えた。だが、梨田昌孝監督が率いた日本ハムとのクライマックスシリーズで満塁サヨナラ弾を浴び、球史に残る大逆転劇の引き立て役に。右肘を痛め、10年を最後に引退した。
 3代目は左腕塩見貴洋。新人の11年に歴代11番最多の9勝を挙げたが、12年以降は2度の8勝が最高だ。
 昨オフ、西武から移籍する岸に「(西武時代と同じ11番を)気にせず付けてください」と譲渡を申し出た。一度は丁重に断られたが、「自分の運気も変わる」と心機一転、17番に変更した。


2017年06月06日火曜日


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