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<都市鉱山>五輪メダル製作 仙台も一役

仙台市が設置している小型家電の回収ボックス

 仙台市は2020年東京五輪・パラリンピックのメダル製作に協力するため、不用な携帯電話と小型パソコンのリサイクルを市民に呼び掛けている。回収品から金、銀、銅を抽出し、メダルの原料として再利用する全国的なプロジェクトの一環。市の担当者は「小型家電は貴重な資源が含まれる『都市鉱山』。選手の胸を飾るメダル作りに協力してほしい」と話す。

 この取り組みは、大会組織委員会などが進める「都市鉱山からつくる! みんなのメダルプロジェクト」。金、銀、銅合わせて約5000個のメダルを製作する計画で、小型家電のリサイクルによって金10キロ、銀1230キロ、銅736キロの抽出を目指している。
 仙台市内では各区役所や環境事業所、スーパー、ホームセンターなど29カ所に設置している小型家電リサイクル専用の回収ボックスで、19年3月末までの予定で受け付ける。目印としてプロジェクト名を記した案内表示を張り出している。
 縦15センチ、横30センチの投入口に入る長さ30センチ以下のパソコンと、スマートフォンを含む携帯電話が対象。回収ボックスに入れると返却できないため、市は個人情報を消去した上で投入するよう注意を促している。バッテリーも取り外す必要がある。
 市は15年度から、小型家電リサイクル事業を本格実施している。今回対象の2品目以外にもデジタルカメラや小型ゲーム機、電卓などを無料回収しており、15年度は10.3トン、16年度は15.4トン集まった。
 市家庭ごみ減量課は「事業の認知度はまだ低い。メダルプロジェクトをきっかけに、家庭で眠る使用済み小型家電のリサイクルに協力してほしい」とアピールしている。


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2017年06月07日水曜日


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