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<仙台中学生自殺>「菌扱いされていた」

自殺した男子生徒が通っていた仙台市青葉区の市立中

 いじめ被害を訴えていた仙台市青葉区の折立中2年の男子生徒(13)が4月に自殺した問題で、学校が全校生徒に実施したアンケート結果が6日、明らかになった。日常的に集団で悪口を言われ、「菌扱いされていた」といった記載もあった。男子生徒が長期間にわたって孤立し、追い詰められていった様子が浮き彫りになった。
 アンケートによると、男子生徒は「(中1の時から)ほぼ毎日悪口を言われていた」とされ、自殺当日の朝は「顔色が悪く、ふらふらしていた」という。日常的に物を投げられたり、集団で無視されたりしており、複数の同級生が「菌扱い」していたことも分かった。
 男子生徒の机に昨年12月、黒いペンで「死ね」という文字が書かれていたことに関しては「(男子生徒が)自分で書いた」との回答がある一方、「明らかに本人の筆跡と違う」との記述もあった。
 他にも「消しゴムのかすが頭に乗っているのを見た」「グループ分けで仲間外れにされていた」「小学生の時から『臭い』と冷やかされていた」といった具体的な記載があった。
 市教委によると、男子生徒は4月26日午前、自宅近くのマンションから飛び降り、死亡した。死後、自殺した前日を含め、教諭2人から頭を拳でたたかれたり、口に粘着テープを貼られたりした体罰も発覚した。
 今後、第三者委員会がアンケート結果を基にいじめと自殺との因果関係を調査する。
 市教委は折立中の全校生徒を対象に、教諭による体罰に関するアンケートを実施する方針を決めた。男子生徒に加え、他の生徒への体罰を見聞きしたかどうかなども確認する。


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2017年06月07日水曜日


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