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<復興商談会>水産加工品 売り込み盛況

販路の回復・拡大を目指す被災地の水産加工業者が商品を売り込んだ

 東日本大震災で被災した水産業の販路の回復とさらなる拡大を目指す「東北復興水産加工品展示商談会2017」が6日、仙台市青葉区の仙台国際センターを会場に開幕した。3年目となる商談会は初日の来場者が前年より約300人多い約3400人に上り、これまでで最も盛況だった。
 青森、岩手、宮城、福島、茨城5県の水産加工業114社が参加。展示棟内に設けた各ブースで、首都圏や関西の商社や流通、小売業に商品を売り込んだ。
 個別の商談会もあり、最終日の7日までの2日間で合わせて約540の商談が開かれる。
 3年連続で出展した小野万(気仙沼市)はイカの塩辛などを紹介。菅原弘志常務は「普段は接する機会のない遠方の業者と話し合いができる場。非常にありがたい」と話した。
 愛知県から買い付けに来た食品卸業スイートエリズの川原エリ社長は「加工技術が高く、個性的な商品を探している。復興に向けて取り組んでいる業者を応援したい」と語った。
 海外の販路開拓を狙う企業を支援しようと、日本貿易振興機構(ジェトロ)が招待した香港とベトナム、シンガポール、オーストラリアの卸売業と被災地の25社の商談会も実施。水産加工業者の復興への取り組みを紹介するセミナーなども開かれた。
 商談会は、東北六県商工会議所連合会と全国水産加工業協同組合連合会など水産3団体が主催した。


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2017年06月07日水曜日


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