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<集団移転団地>空き区画 一般にも売却へ

移転対象者以外に売却を始めるあおい地区

 東日本大震災で被災した宮城県東松島市は、防災集団移転団地で空きが生じた宅地68区画について、移転対象者以外の被災者や一般向けに売却する方針を決めた。空き区画の早期解消や定住促進を目指す。7月28日まで事前登録を受け付け、抽選などを経て9月下旬以降、売買契約や引き渡しをする予定。
 68区画の内訳は野蒜ケ丘(野蒜北部丘陵)地区37区画(312〜348平方メートル)、あおい(JR東矢本駅北)地区30区画(300〜333平方メートル)、月浜地区1区画(339平方メートル)。
 売却価格は野蒜ケ丘732万〜947万円、あおい997万〜1231万円、月浜237万円を見込む。
 申し込みができるのは個人のみ。抽選は優先順位を設け、(1)市内の浸水区域の被災者(2)市内の浸水区域以外の被災者(3)市外の災害危険区域の被災者(4)市外の浸水区域の被災者(5)子育て世帯・新婚世帯(6)これら以外−の順とする。市内では昨年11月、7カ所の防災集団移転団地に計画した宅地717区画の整備が完了し移転希望者に引き渡された。
 だが、震災発生から時がたち、移転希望者が別の宅地で早期再建を図ったり、災害公営住宅や民間の借家に移ったりしたケースがあり、4月末現在で68区画に空きが生じたという。
 市用地対策課の担当者は「空き区画を有効活用して復興を進め、人口の増加に努める」と説明する。連絡先は用地対策課0225(82)1111。


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2017年06月08日木曜日


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