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<学都仙台パス>学生さんの足 サポート好調

東北大や宮城教育大に近く、フリーパスの利用者らが乗り降りする仙台市地下鉄東西線の青葉山駅

 仙台市地下鉄東西線の開業に合わせて対象路線を拡充した学生向けサービス「学都仙台 市バス・地下鉄フリーパス」の販売が堅調だ。4月の販売枚数は昨年同月に比べて14%の増加。発行元の市交通局は安定した収入源と重視し、さらなる浸透を狙う。

 フリーパスは2010年4月、主に市バスで一定区間を通学する小中高生や大学生が、通常の定期券より安価に購入できる仕組みとして導入された。
 15年12月の東西線開業時に路線を拡充。ICカード乗車券「イクスカ」で発行され、市バス、東西線、南北線の各路線の単独でも、自由に組み合わせてでも購入できるようにした。
 市バス、東西線、南北線の全区間が使えるフリーパスの場合、1カ月運賃は1万1460円。おおむね地下鉄なら3区(運賃300円区間)以上、市バスなら100円区間以外を利用する人は「定期券よりもお得」(市交通局)という。
 市交通局によると、対象拡充後初めての新学期となった16年4月の販売枚数が3万8259枚だったのに対し、今年4月には4万3606枚にまで増えた。15年4月は2万6310枚にとどまっており、対象拡充が販売増の転機となった。
 市交通局は市内の大学のオープンキャンパスなどでフリーパスの活用をPRする。担当者は「通学や通勤の定期利用が収入の根幹。学生の住まいは東西線沿線に集まってきており、ニーズを掘り起こしたい」と話す。


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2017年06月08日木曜日


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