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<クマ出没>被害防止へ市民ら生態学ぶ

クマによる被害防止策を学んだ講演会

 東北各地でクマに襲われる被害が相次ぐのを受け、岩手県滝沢市の国立岩手山青少年交流の家で3日、ツキノワグマの生態と被害防止策を学ぶ講習会があった。
 クマの生態に詳しい岩手大の青井俊樹名誉教授(野生動物管理学)が講演。クマが鹿角市から岩手県雫石町まで約25キロを移動した事例や、人けのある所では夜間に行動するクマも近くに民家がなければ昼間に活動する性質を紹介した。
 山菜やキノコ採りで山に入る春と秋にクマによる人身事故が多発しており、青井名誉教授は「岩手は全域が生息地。山には音を立てて入り、農地や住宅周辺に餌となる生ごみなどを置かないこと」と呼び掛けた。
 市民ら約60人が参加。滝沢市の保育士浅沼節子さん(69)は「毎年秋に親子キャンプをしている。子どもに声を上げながら山を歩くよう教えたい」と話した。


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2017年06月08日木曜日


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