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福島産「買いたい」7割 でもどこで売ってるの?

 東京電力福島第1原発事故による福島県産の農林水産物を巡り、福島県は全国の消費者を対象に今年2月に実施したインターネットアンケートの結果を公表した。購入意欲のある人が7割近くに上ったが、県産品を「見掛ける」との回答は4割にとどまり、店頭に並ぶ「福島産」を増やす必要性が改めて浮き彫りになった。
 購入意欲は「積極的に買いたい」「買ってもよい」を合わせて67.1%。地域別は福島県84.0%、首都圏69.0%、阪神圏と中京圏各66.8%、北海道60.0%などだった。
 店頭で見掛けるかどうかは「よく」「ときどき」を合わせて41.9%。コメに限ると、34.1%とさらに低かった。
 全量全袋が対象となっているコメをはじめ、放射性物質濃度検査の認知度は地域で開きがあった。首都圏の66.6%に対し阪神圏は49.8%、中京圏では43.2%となった。
 県は7月にも大手通販サイトのアマゾン、楽天などで県産品専門コーナーを開設、販売を始める予定。首都圏のイオンなど約10店舗では県産品の専用棚を確保する。
 県農産物流通課は「流通段階への働き掛けが重要。安全性などの情報発信に合わせ、消費者が福島産品と接する機会を増やしていきたい」と説明する。
 調査は事故前からの県産品消費地を対象に、20〜69歳の女性1500人に実施。2013年度から年4回のペースで続けている。


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2017年06月08日木曜日


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