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<ふたば医療センター>2次救急担う施設着工

県立ふたば医療センターの完成イメージ図

 東京電力福島第1原発事故で被災した福島県双葉郡の2次救急を担う県立の「ふたば医療センター」(仮称)の起工式が7日、富岡町の現地であった。来年4月の開院予定で、24時間対応で救急医療に当たる。
 計画地は役場近くの元農地約1.2ヘクタールで、第1原発(大熊町、双葉町)から約12キロ、第2原発(楢葉、富岡町)から約6キロの付近。
 鉄骨2階、延べ床面積約3800平方メートルで、病床数は30。診察室やX線検査室などを備え、敷地内に救急医療用ヘリコプター(ドクターヘリ)が離着陸するヘリポートを設ける。総事業費は約24億円。
 医師19人と医療スタッフら計約70人が勤務する。内科・外科の全般を担うほか、原発で被ばく事故があった際の初期診療を担う。
 起工式で内堀雅雄知事は「住民や復興に携わる人たちが安心でき、一人でも多くの方が古里に戻りたいと思ってもらえるよう整備する」、吉野正芳復興相は「地域医療の確保に向け、全力で支援する」と語った。
 県立大野病院(大熊町)など双葉郡内にあった四つの2次救急医療機関は全て原発事故後に休止。体制の再構築が課題となっている。


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2017年06月08日木曜日


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