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重文仏像「田尻で保存を」地域団体、市に要望

伊藤市長(左)に要望書を手渡す田尻の地域団体代表ら

 宮城県大崎市田尻に伝わる「木造千手観音坐(ざ)像」が国の重要文化財に指定されるのに伴い、像を保存してきた「お薬師様文化財保存会」や田尻まちづくり協議会など四つの地域団体代表らが8日、大崎市役所を訪れ、像を田尻地域で保存するよう求める要望書を伊藤康志市長に提出した。
 まちづくり協議会の太田孝会長は「像は地域の守り神として田尻にあるのが望ましい」として、設計中の市田尻総合支所敷地内に、保存施設を整備するよう要望。伊藤市長は「田尻の皆さんの総意が地域での保存ならば、これに越したことはない」と前向きに応えた。
 市は今後、有識者会議を設置して8月末までに意見を集約し、9月以降に像の保管場所を決定する方針。旧施設の老朽化で建て替えられる市田尻総合支所の設計業務は、保管場所の決定まで中断している。


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2017年06月09日金曜日


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