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<いわて銀河鉄道>管理の甘さ露呈 釈明に奔走

記者会見で決算の計上漏れを説明する菊池社長(左)

 社員による売上金着服、計上漏れによる2016年度決算の下方修正と内部統制が揺らぐ「IGRいわて銀河鉄道」。8日の取締役会後の記者会見では、幹部社員が釈明に追われた。
 菅原芳彦総務部長は赤字転落について「経営上の損失はない」と強調。相次ぐトラブルで企業統治の不備を問われても「二つの問題の原因は質が異なり、関連性はない」と突っぱねた。
 一方で減価償却費の計上を見落とした要因を聞かれると「担当者の錯誤、思い込みがあった。組織でチェックされるはずが見落とされ、監査が入るまで確認できなかった」。今後、経理規定の見直し、社内定期点検の実施などの再発防止策を講じるという。
 菊池正佳社長は「今回の問題をバネにして組織の体制を見直し、行政の感覚を取り入れた運営にしていきたい」と話し、内部統制立て直しに向けた一歩と前向きに捉えた。


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2017年06月09日金曜日


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