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入札改革が一定効果 落札率7.8ポイント減

 宮城県亘理町が今年4〜5月に実施した公共工事の入札26件の平均落札率が87.7%で、2016年度に行われた187件の平均95.5%を7.8ポイント下回ったことが9日、町のまとめで分かった。昨年10月発覚した町発注工事を巡る官製談合事件を受け、町が本年度から本格的に実施している入札制度改革が一定の効果を上げた形だ。
 制度改革で一般競争入札の対象工事を設計価格5000万円以上から1000万円以上に引き下げ、指名競争入札の対象工事を減らした。このほか、入札の一般公開や昨年12月から始めた予定価格の事前公表などで透明性を高めた。
 町は、落札金額の合計を予定価格の合計で割る加重平均落札率も算出。4〜5月は前年度比13.9ポイント減の82.7%で、金額の大きい工事でより競争性が高まったことがうかがえる。
 町発注工事を舞台にした不正入札を巡っては、事件をきっかけに町内の一部業者が長年談合を行ってきた事実が明らかになっている。町は今後、第三者による入札監視委員会を発足させる予定で、担当者は「引き続き入札の競争性や透明性を高めていきたい」と話している。


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2017年06月10日土曜日


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