宮城のニュース

芭蕉の辻一帯再整備を 商店主らフォーラム企画

平賀さんが構想する整備後のイメージ
現在の芭蕉の辻周辺の大町通

 藩制時代に城下町仙台の中心地だった大町通と国分町通の交差点「芭蕉の辻」(仙台市青葉区)周辺ににぎわいを取り戻そうと、地元商店主らが大町通の一部区間を再整備する構想を打ち出している。16日に青葉区の仙台国際センターで関連のフォーラムを開く。市民に向けて趣旨を説明し、実現へ機運を盛り上げる。
 構想の対象は、大町通の藤崎一番町館前からアークホテル仙台青葉通り前までの約500メートル区間。
 電柱を地下に埋設して路面をウッドチップで舗装。イベントを行いやすいよう日中の一定時間を歩行者専用とする。通り沿いのビルは1階外壁に地元産木材を多用し、城下町らしい統一感ある街並みにする。
 発案者は、仙台商工会議所女性会名誉会長で青葉区で化粧品店を営む平賀ノブさん(79)。昨年末ごろから大町通を管理する市当局や沿道のビル所有者の元に出向いて構想を説き、実現の可能性を探っている。
 芭蕉の辻周辺の商店主らから「大型商業施設開業で活気づくJR仙台駅周辺に対抗するチャンス」などと多くの賛同が寄せられた。こうした声を受けて5月に「城下町仙台まちづくり市民会議」を結成し、発足記念フォーラムを企画した。
 フォーラムは16日午後6時半から。構想の概要を説明するほか、電柱埋設が市街地発展に及ぼす効果について東北地方整備局長の川滝弘之氏が講演する。来場者が整備局や市の幹部と自由に討論する時間もある。
 定員は先着100人程度で参加無料。平賀さんは「東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年をめどに実現させたい。行政を動かすためには、多くの市民の賛同が欠かせない」と来場を呼び掛けている。連絡先は「ひらが」022(222)0158。


関連ページ: 宮城 社会

2017年06月10日土曜日


先頭に戻る