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<北ミサイル>山形・酒田で大規模避難訓練

弾道ミサイル発射を想定した訓練で、屋内へ避難する児童たち

 北朝鮮による弾道ミサイル発射が相次いでいることを受け、政府や山形県は9日、山形県酒田市の西荒瀬地区などで大規模な避難訓練を実施した。住民や児童、園児ら554人が参加。堅固な建物へ避難したり、屋外で低い姿勢を取ったりして、身の安全を守る行動を確認した。
 訓練は、弾道ミサイルが発射され日本に飛来する可能性があるとの想定で行われた。防災行政無線と登録した携帯電話などへのメール配信でミサイル発射の情報が伝達されると、事前に避難方法などの説明を受けた参加者は各自の判断で避難場所に向かった。
 西荒瀬小では避難を促す放送の後、校庭で遊んでいた児童が走って校舎内へ避難。住民は地区のコミュニティー防災センターへ移動したり、建物のそばで低い姿勢を取ったりした。
 伊藤敬内閣官房事態対処・危機管理担当参事官は「近くの頑丈な建物に逃げる、間に合わなかったら屋内で身を守る姿勢を取るといった判断をする必要があることを、理解してもらえたのではないか」と話した。
 弾道ミサイルの発射を受け、政府が自治体と共同で実施する住民避難訓練は男鹿市、山口県阿武町に次いで3例目。政府や山形県、県内市町村は同日、緊急情報ネットワークシステム「Em−Net(エムネット)」による情報伝達訓練も実施した。


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2017年06月10日土曜日


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