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<北ミサイル>避難方法 戸惑いや課題も

 弾道ミサイル発射を想定した山形県酒田市での住民避難訓練では、災害とは異なる避難方法に、参加者から不安や戸惑いの声が上がった。
 地区のコミュニティー防災センターへ避難した主婦鈴木裕美子さん(63)は「心構えとして訓練は大事だが、実際に行動できるのか不安。いざという時、どこへ行くべきなのか、どの建物なら安全なのかが分からない」と話した。
 農業高橋守さん(65)は近所の住民と住宅街の草むらで低い姿勢を取ったが、「この訓練が役に立つのか、何とも言えない」と困惑顔。「コミュニティー防災センターは頑丈だろうが、家から1キロほどあり移動するのは大変だ」と語った。
 約150人が訓練に参加した西荒瀬保育園の佐藤まゆみ園長は、「室内では防災行政無線が聞こえにくかった。外にいた子どもたちが避難を始めてから放送に気が付いた」と情報伝達の問題点を指摘した。
 中にはある程度、訓練の効果を実感した人も。センターに避難した無職斎藤周治さん(67)は「災害時の避難と違ってぴんと来なかったが、身を守る行動が多少はイメージできるようになった」と語った。


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2017年06月10日土曜日


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