宮城のニュース

<東北絆まつり>多彩な盆踊り 6県結ぶ

踊り手と来場者が心を合わせて踊った花笠踊り=10日午後4時10分ごろ、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場

 東北絆まつり(実行委員会主催)が開幕した10日、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場では東北6県の盆踊りが紹介され、夏に一足早い熱気に包まれた。現地の踊り手の所作を見よう見まねで来場者が飛び入り参加し、やぐらを囲んだ輪踊りが一体感を生み出した。
 東日本大震災で犠牲になった人たちへの鎮魂の思いで踊る「東北一丸盆踊り」には、6県から1団体ずつ参加した。先頭を切った尾花沢市の「尾花沢花笠踊り隊」の約40人は「やっしょう、まかしょ」の掛け声とともに「花笠踊り」を披露。来場者と一緒にかさを大きく回しながら発祥の地をアピールした。
 青葉区の主婦松田和子さん(53)は「単純そうに見えて案外難しかったが、尾花沢の皆さんの手ほどきを受けて楽しく踊れた」とほほ笑んだ。
 力のこもった相馬盆踊りを表現したのは相馬市の「相馬結(ゆい)の会」の約40人。大石ゆい子代表(60)は「福島の復興はこれからが大変な時期。同じ東北の人たちとも踊れて明日への元気をもらえた」と語った。
 黒石よされ(黒石市)、ナニャトヤラ(二戸市)、七夕おどり(仙台市)、西馬音内盆踊り(秋田県羽後町)も繰り広げられ、来場者は東北の多彩な風土を満喫した。
 一方、主会場の青葉区の西公園で10日夜に予定されていた青森ねぶたの前での演舞は、観客が想定を超えて集まったため中止となった。会場には仙台藩祖伊達政宗のねぶたが展示された。秋田竿燈の演舞も途中で打ち切りとなった。


関連ページ: 宮城 社会

2017年06月11日日曜日


先頭に戻る