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メロン新商品 高校生がパン屋とコラボ

商品開発会議で意見を述べる生徒たち

 東日本大震災で被災し、出荷が途絶えていた宮城県名取市特産メロン「北釜クイーン」が今月下旬、7年ぶりに復活することになり、宮城農高の生徒とパン製造販売のパンセ(仙台市)がメロン商品の共同開発に乗り出した。生徒のアイデアを基に同社が商品化し、パンセ名取本館で販売。北釜クイーンの再出発を後押しする狙いだ。
 商品開発会議の初会合が6日、名取本館であり、同校農業経営者クラブの生徒5人とパンセ側の3人が参加。生徒たちはプロのパン職人やパティシエに、事前に考えてきたパンやスイーツ計29点のコンセプトを説明した。
 29点はメロンクリームを中に入れた団子や、メロンとクリームチーズを載せたタルト、メロンと生ハム、アボカドのフォカッチャなど。メロンがウリ科であることに着目し、通常は捨ててしまう皮近くの甘くない部分などを使ったカレーも提案した。
 パンセ側は「量産化やメロンの香りをどう出すかといった問題はあるが、ほとんどは商品化できる」と高評価。北釜クイーンの出荷が始まってから何点か試作し議論する。7月中に店頭に並べる商品を決定し、テスト販売することにした。
 同校2年の渡部果歩さん(16)は「食べた人に笑顔でおいしいと言ってもらえる商品を作りたい。北釜クイーンの名前を広め、被災した名取にたくさんの人が訪れて活気が出るようになれば」と話した。
 北釜クイーンは名取市で昔から生産されている特産メロン。設備が被災するなどして震災後は生産されていなかったが、昨年生産を再開した。


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2017年06月13日火曜日


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