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ボート流され高校生死亡 名取・北釜海岸

波打ち際で捜索に当たる岩沼署員=12日午前7時50分ごろ、名取市下増田の北釜海岸

 名取市下増田の北釜海岸でゴムボートで遊んでいた少年2人が沖に流され、男子高校生が12日午前、付近の海中で見つかり、その後死亡が確認された。もう1人は自力で戻り無事だった。宮城海上保安部や宮城県警によると、亡くなったのは通信制の美田園高(名取市)に通う仙台市太白区の坂井瑠依さん(16)。県警が13日にも司法解剖して死因を調べる。
 県警などによると、坂井さんは11日午前、友人と3人で海岸を訪れ、無職の少年(15)と午前10時すぎ、2人でボートに乗り込んだという。沖に浮かぶボートが無人だったため、海岸にいた会社員の少年(16)が午前11時45分ごろ、110番した。
 海保によると、2人はオールをこいで引き返そうとしたが流されたため、ボートを降り、縁をつかみながら泳いで戻ろうとしていた。途中、波の衝撃で手が離れたという。
 海保や県警などが11、12の両日、巡視船やヘリコプターで付近を捜索。12日午前8時40分ごろ、沖合約600メートルの海中で、海保の潜水士が心肺停止状態の坂井さんを見つけた。
 海保によると、ボートはレジャー用で長さ約2メートル、幅約1.5メートル。11日午後2時ごろの付近の海上は西北西の風10メートル、波のうねりは1メートル。警報や注意報は出ていなかった。
 現場は仙台空港アクセス線仙台空港駅から東に約1キロの海岸。遊泳禁止の看板が立てられていた。


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2017年06月13日火曜日


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