宮城のニュース

東北一体 人の輪揺れる 絆まつり閉幕

緑鮮やかな東二番丁通をパレードする、仙台藩祖伊達政宗のねぶたなど東北6市の祭り=11日午後2時40分ごろ、仙台市青葉区

 東日本大震災からの復興を願う、東北六魂祭の後継イベント「東北絆まつり」(実行委員会主催)が11日、2日間の日程を終えた。東北の県庁所在地の六つの夏祭りが仙台市青葉区の中心部に集結。2日間で約45万2000人が来場した。
 午後1時半開始のパレードには仙台七夕まつり(仙台すずめ踊り)を先頭に山形花笠まつり、盛岡さんさ踊り、福島わらじまつり、青森ねぶた祭、秋田竿燈まつりが登場。大きなトラブルはなく、約1200人が活気ある演舞を披露した。
 11日は震災から6年3カ月の月命日。パレード前に、震災時は名取市閖上小5年だった菊地里帆子さん(仙台二華高3年)が祈りの言葉を朗読し、2011年3月11日生まれの小学1年生3人が出発を宣言した。
 沿道には見物客の幾重もの輪ができた。東松島市の自宅を津波で失った会社員今藤博さん(68)=青葉区=は「11年の仙台の六魂祭は見に来る余裕がなかった。一度にいろんな祭りを見られて楽しい」と話した。
 絆まつりは6市を巡る予定だが、次回の開催地は未定。実行委員会会長の奥山恵美子仙台市長は「被災市(盛岡、福島両市)を基本に秋には決めたい」と述べた。


2017年06月13日火曜日


先頭に戻る