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<東日本大震災>不明者を一斉捜索

被災した海岸で行方不明者の手掛かりを捜す南三陸署員
海岸で捜索に当たる河北署員

丸南三陸・歌津/諦めない要望がある限り

 東日本大震災から6年3カ月がたったのに合わせ、南三陸署は12日、南三陸町歌津の海岸で行方不明者の一斉捜索を行った。
 捜索範囲は中山地区の海岸線約200メートル。署員7人は津波で壊れた漁港施設のコンクリート片が散らばる中、堆積物をレーキでさらって行方不明者の手掛かりを捜した。
 同署地域課の滝口忠克課長は「海岸で復興工事が進み、捜索場所が限られている。町民の要望がある限り、諦めずに作業を続けたい」と話した。
 同署によると、岩手県で発見された遺体がDNA鑑定の結果、町内の行方不明者だったことが分かり、町内の行方不明者は12日現在で先月より1人減って211人になった。

石巻・雄勝/新たな手掛かりを

 河北署は12日、東日本大震災で被災した石巻市雄勝町桑浜地区の海岸で、行方不明者の捜索を実施した。
 署員7人が漁具や流木、小石などをレーキでかき分け、不明者につながる糸口を見つけようと目を凝らした。長面地区の北上川河口付近も捜索した。
 参加した署員は「普段は人が立ち入らないような場所を重点的に捜している。新たな手掛かりを一つでも見つけたい」と話した。
 石巻市内の行方不明者は5月末現在で426人。うち河北署管内では181人の行方が分かっていない。


2017年06月13日火曜日


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