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<水素エネ>体験して知ろう 17日イベント

東北で初めて披露される水素を使ったFCバス。イベントで乗車体験ができる

 水素エネルギーの普及を重点施策に掲げる宮城県は17日、仙台市宮城野区幸町4丁目の水素ステーション周辺で初の体験イベントを開く。ステーションは燃料電池車(FCV)に水素を充填(じゅうてん)する施設として、今年3月にオープン。燃料電池(FC)バスの乗車体験や実験教室などを通じ、水素への関心を高めてもらう。
 FCバスは全国に3台しかなく、2020年東京五輪・パラリンピックで都内を運行させる計画がある。イベント当日は水素ステーションと近くのイオン仙台幸町店(宮城野区)間を8往復し、来場者に乗車を呼び掛ける。
 子ども向けに、水素で動くミニカーの走行実験教室を企画。FCVの仕組みを理解しながら、エネルギーの大切さを学ぶ。小学生以上が対象で計3回(定員は各回30人)実施する。
 会場にはFCV3台を用意し、公道を運転する試乗体験も受け付ける。車種は5人乗りのホンダ「クラリティ フューエルセル」と4人乗りのトヨタ「ミライ」で、1回当たり15分間の運転が可能。いずれのイベントも参加費は無料で、午後1時〜4時半に開催する(事前申し込み不要)。
 県は今月1日、市内のレンタカー会社と連携してFCVのレンタル委託事業を開始。下旬には水素タクシーの運用を始める予定だ。
 18〜20日には、市地下鉄東西線荒井駅(若林区)と仙台うみの杜水族館(宮城野区)間を往復するFCバスの無料運行を実施。午前10時から午後5時まで1日7往復し、所要時間は片道約15分。乗客に記念缶バッジをプレゼントする。
 県再生可能エネルギー室は「水素は空気中の酸素との化学反応で電気を生み出す環境に優しいエネルギー。二酸化炭素を排出せず、走行も静かな水素カーの魅力を多くの県民に実感してほしい」と話す。
 連絡先は同室022(211)2683。


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2017年06月13日火曜日


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