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<高田松原>復活願い市民ら植樹

高田松原の復活を願ってマツの苗を植える市民ら

 東日本大震災から6年3カ月の11日、「奇跡の一本松」を残して流失した岩手県陸前高田市の名勝・高田松原の再生を願い、市民ら約160人が現地でマツの苗約1200本を植樹した。
 地元のNPO法人「高田松原を守る会」などが主催。月命日の黙祷(もくとう)をささげた参加者たちは、盛り土された地面に生育2〜3年のクロマツを植え、肥料と水を与えた。強風からマツを守るためボランティアらが手作りした竹簀(たけす)も設置した。
 陸前高田市の鈴木豊子さん(73)は「亡くなった人たちの分まで、との思いで参加した。以前のようにはいかないかもしれないが、後世に残したい」と話した。
 高田松原の復活に向け、岩手県は本年度から3年かけて、約8ヘクタールに約4万本のクロマツとアカマツを植える。守る会はこのうち1万本を担当。かつての高田松原の遺伝子を受け継ぐ苗も600本植える。植樹会は今月、あと2回開かれる。


2017年06月13日火曜日


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