宮城のニュース

<あいコープみやぎ>新電力取り次ぎ10月開始

新電力のパルシステム電力に売電しているひっぽ電力の太陽光発電所

 生活協同組合あいコープみやぎ(仙台市)は10月から宮城県内の組合員約1万3000世帯を対象に、再生可能エネルギーに力を入れる新電力パルシステム電力(東京)への契約切り替えを取り次ぐ。パルシステム電力には5月、東京電力福島第1原発事故の被災地で太陽光発電に取り組むひっぽ電力(宮城県丸森町筆甫)が売電を開始。取り次ぎで再生エネの普及を推進させるとともに、原発事故被災地の支援につなげたい考え。

 ひっぽ電力は福島県境に接する筆甫地区の住民有志が出資し、県内初のご当地電力として2016年3月11日に設立された。16年9月には旧筆甫中校庭で出力50キロワットの太陽光発電所1号基を稼働。当初は東北電力に売電していたが、今年5月に生協系のパルシステム電力に切り替えた。
 パルシステム電力の販売電力は、再生エネの比率が90%弱とされる。月額料金は東北電力の料金と同じ額に、発電産地応援金として100円を上乗せする。
 あいコープみやぎは、食品などの注文と一緒に組合員から契約切り替えの申し込みを受け付ける。配送エリア外でも組合員になってもらえば取り次ぐ方針。鈴木真奈美理事は「産地の顔が見える電気の利用が脱原発や被災地復興の一助になればうれしい」と話す。
 ひっぽ電力は18年度までに、太陽光発電所14基(計約680キロワット)を増設する計画。目黒忠七社長は「農村が疲弊する中、利益を地域に還元したい」と語る。


関連ページ: 宮城 経済

2017年06月14日水曜日


先頭に戻る