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<仙台七夕>平和折り鶴 共につなごう

折り鶴でレイを作る高校生たち=5月30日、仙台YMCA会館

 仙台市中心部で繰り広げられる仙台七夕まつり(8月6〜8日)で、核廃絶を願って折り鶴の吹き流しを飾る市民グループ「平和を祈る七夕・市民のつどい」が、鶴の糸通しをするボランティアを募っている。折り鶴は毎年、全国から100万羽が寄せられるが、メンバーの高齢化に加え作業人数の減少もあって支援を呼び掛けている。
 平和を祈る七夕は、クリスロード商店街に約3万6000羽の折り鶴をつなげた吹き流し5本を掲げる。折り鶴のレイ(首飾り)も8000〜9000本作り、見物客に配布する。
 七夕まつり開幕の日が広島に原爆が投下された日に当たることから、代表の油谷重雄さん(73)=泉区=が中心となって1976年に始めた。東日本大震災が起きた2011年からは、早期復興への祈りも込めている。
 今年も既に全国各地の個人や学校から続々と折り鶴が届いているが、4メートルのたこ糸に鶴を針で通す作業の担い手が不足している。ボランティア応募者が市内や近郊在住なら、グループが鶴、糸、針を届けるという。
 油谷さんは「戦争の惨禍を伝え続けるため、多くの人に関わってほしい」と話す。
 仙台YMCA会館と仙台北教会(ともに青葉区)で行う恒例の吹き流しとレイ作りの作業も始まった。5月30日に参加した尚絅学院高2年の玉手怜菜さん(16)は「戦争を知らない世代なので活動を通じて平和の大切さを学びたい」と語った。
 ボランティアだけでなく、折り鶴自体も募集している。7.5センチ角の紙で首を折らずに作る。1羽でも可。連絡先は油谷さん090(7068)6706。


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2017年06月14日水曜日


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