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<内陸地震9年>忘れない祈りと涙

犠牲者を悼み、慰霊碑に手を合わせる参列者=14日午前10時5分ごろ、栗原市栗駒耕英のハイルザーム栗駒

 死者17人、行方不明6人に上った岩手・宮城内陸地震は14日、発生から9年を迎えた。最大被災地の栗原市では発生時刻の午前8時43分、市民や遺族らが追悼のサイレンに合わせて黙とうした。
 土石流が温泉旅館を直撃し、7人が亡くなった同市栗駒耕英の「駒の湯温泉」近くに設置された慰霊碑には、遺族や地区民ら30人が集まり、花を手向けるとともに追悼の祈りをささげた。
 温泉従業員だった母高橋恵子さん=当時(55)=を亡くした会社員菅原恵美さん(40)は「9年はあっという間」と振り返る。恵子さんは見た目が若かったので、よく姉妹に間違われたという。「優しくて自慢の母でした」と涙ぐんだ。
 千葉健司市長は午前、花山地区と栗駒耕英地区を訪れた。このうち、花山農山村交流センター前では、遺族らと黙とうし、慰霊碑に献花して犠牲者の冥福を祈った。


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2017年06月14日水曜日


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