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「仙台の中元文化守る」百貨店で商戦がスタート

中元商戦スタートに合わせて開かれた仙台三越の「決起朝礼」。スタッフが目玉商品を紹介した

 仙台市の百貨店で中元商戦が始まった。仙台三越は14日、予約を受け付けるギフトセンターを開設。藤崎も15日に設置する。さくら野百貨店仙台店が2月に破綻し、今年は2店による戦い。両店の従業員らは「仙台圏の中元市場を縮小させない」と意気込む。
 両店とも例年通り、東北の地域性を重視した商品を前面に打ち出した。
 仙台三越は午前10時の開店前、ギフトセンターがある本館7階ホールで恒例の「決起朝礼」を実施。従業員らが気勢を上げた。渡辺憲一社長は「2店が切磋琢磨(せっさたくま)し、仙台の百貨店の中元文化を守らなければいけない」と話した。
 「厳選夏ギフト」として、山形県河北町の農家グループによるイタリア野菜詰め合わせセットや、宮城県産の米こうじを使ったデザート甘酒などの新商品を用意した。
 藤崎は、笹かまぼこや牛タンなど宮城の名産25種類の中から3種か5種を選ぶ詰め合わせ商品「仙台小箱」など前年並みの約1500アイテムをそろえた。
 目玉は、宮城県で7月末に始まる全国高校総合文化祭(みやぎ総文2017)に合わせ、県内の特別支援学校3校の生徒が育てたカボチャを使った焼き菓子やコーヒーのセット。担当者は「生徒の思いが詰まった商品。ぜひ味わって」とPRした。


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2017年06月15日木曜日


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