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<楽天>安楽これから 黒星反省と収穫

4回に追加点を許しマウンドで汗を拭う東北楽天先発の安楽

 右脚のけがから復帰した東北楽天の安楽が、今季初めて1軍のマウンドに上がった。由規との「甲子園を沸かせたスター投手」対決は打線の援護がなく、6回3失点で黒星。「チームの調子も良いので、その流れに乗っていきたかったが…」と話したが、復帰を待ちわびたファンに次回以降への期待を抱かせる投球だった。
 「慎重に入りすぎた」と立ち上がりこそ先頭への四球から先制を許したものの、二回以降は落ち着いたマウンドさばきを見せた。悔やまれるのは、1−2の六回。2死までテンポ良く打ち取った直後、グリーンに内角高めに入った直球を完璧に捉えられて右越えソロを喫した。「あの一発で試合が決まった。もっと冷静に攻めていくべきだった」と反省する。
 先発枠入りを手中に収めながら、開幕直前に故障離脱。好調なチームを複雑な思いで見つめながらリハビリに励んだという。「けがをした期間をプラスにしたい」と2軍では持ち味の直球の球威に磨きを掛け、この日も要所で打者を詰まらせた。女房役の足立は「直球は強さがあった。これからさらに良くなっていくと思う」と太鼓判を押した。
 安楽自身も「スタミナは問題ないし、球も弱さは出ていなかった」と収穫を感じた様子。与田投手コーチは「いま100%を求めるのは酷な話。反省点を直していってほしい」と、シーズンを通した右腕の活躍に期待を寄せた。(浦響子)


2017年06月15日木曜日


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