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<ベルフィーユ>機構から退会勧告 運営会社事業停止

仙台ベルフィーユの選手激励会=2016年10月

 経営が悪化し、一般社団法人日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)にリーグ参加資格を審査された女子チャレンジリーグの仙台ベルフィーユが、機構からリーグ退会に相当する退社の勧告を受けたことが14日、分かった。チーム運営会社の「トゥエルヴ」(仙台市)は同日、事業を停止した。
 退社勧告は12日の機構理事会で決まった。参加資格を諮った5月24日の理事会で継続審査となった後、チーム保有団体で存続を求めるNPO法人仙台ベルフィーユが経営改善計画の資料を再提出していた。
 機構は勧告を出すとともに、来週までに資料を追加提出するよう求めており、その後、参加資格の有無を最終的に判断する見込み。
 トゥエルヴの米田隼人社長は「経営が立ち行かず、事業停止はやむを得ない。今後はリーグの決定に従うしかない」と語った。
 今後については、前女子日本代表監督の真鍋政義氏がゼネラルマネジャーを務める兵庫県のチーム「ヴィクトリーナ姫路」への吸収合併による移転も選択肢の一つに挙がっている。
 一方、保有団体のNPO法人は宮城での存続に向けて活動を継続する。選手は練習を続けており、元女子日本代表監督の葛和伸元監督も残る。法人の荒谷敏理事長は「リーグにとどまれる可能性は残っている。勧告に沿って資料をそろえ、チーム存続に向けて努力する」と話した。
 仙台ベルフィーユがホームタウンとする富谷市の若生裕俊市長は「驚いている。市を挙げて応援してきたので、何とか存続してほしい」と望んだ。
 仙台ベルフィーユは2011年、高松市のチームが移転する形で発足。関係者によると、近年はスポンサー獲得に苦戦し、16〜17年シーズンは1000万円以上の赤字を計上した。


2017年06月15日木曜日


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