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キッチンカーで町に活気を 町民が日替わり営業

大勢の客が列を作ったキッチンカー

 東日本大震災で被災した岩手県大槌町で13日、調理設備搭載のキッチンカーを使って町民がランチ営業に挑戦する催しが始まった。23日までの平日、町役場前で6人の「店主」が日替わりでメニューを提供する。
 初日は、カフェ併設の自転車店を11月に再建する内金崎大祐さん(43)が「チャリ唐丼」(600円)を販売した。地元精肉店の鶏肉を使った唐揚げに加え、車輪に見立てたレンコンの揚げ物をご飯に添えた。
 限定40食は発売から20分で完売した。内金崎さんは「車内が狭くて大変だったが、楽しかった」と笑顔。妻加代子さん(48)は「料理の提供は初めての体験。カフェの営業に向けていい練習になった」と話した。
 飲食店の起業や事業再開を支援し、にぎわい創出を目指す町事業の一環。町内の若手事業者で4月に設立した一般社団法人「COLERE(コレレ)」がキッチンカー3台を貸し出す。
 コレレ理事の坪谷和彦さん(44)は「仮設住宅や災害公営住宅に持って行けば、交流のきっかけにもなる。キッチンカー事業を続ける中でチャレンジする町民が増えてほしい」と語った。


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2017年06月15日木曜日


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