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葛尾の農業再生見学 東北大生ら65人が参加

 東京電力福島第1原発事故の被災地の農業再生などを学ぶ東北大の学生たちが10日、福島県葛尾村を訪れ、事業を再開させた農産加工場や避難指示が続く帰還困難区域の現状などを見て回った。
 大学院農学研究科東北復興農学センターの講義の一環で、農学部の学生や教授を含め約65人が参加。村内の集会施設で、原発事故前の様子や一部を除く避難指示が解除された今春以降の酪農の再開状況などの説明を受けた。村内を歩いたりバスで回ったりした。もち米などに山野草を混ぜてつき、凍らせた後に乾燥させる特産品「凍(し)み餅」の加工場で、今年2月に6年ぶりに生産を再開させた地元の主婦から話を聞いた。
 バスから見た帰還困難区域の野行(のゆき)地区の状況について、福島市出身で農学部4年の岡秀美さん(22)=仙台市青葉区=は「農地に手が入らないとここまで柳が生い茂るのかと驚いた。将来は復興に貢献できる仕事がしたい」と話した。


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2017年06月15日木曜日


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