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<富谷市>新交通「地下鉄・ミニ地下鉄優位」

 宮城県富谷市が仙台市泉区方面との交通渋滞緩和に向け導入を検討する新交通システムで、市が2016年度に依頼したコンサルタントの報告がまとまった。コンサルは「技術面から仙台市地下鉄南北線と同じ地下鉄か、同東西線と同じミニ地下鉄が優位」と結論付けた。
 コンサル調査は15年度に続き2度目。16年度は仙台市泉区泉中央−富谷市大清水間で4ルート(約5.3〜6.9キロ)を設定。(1)地下鉄(2)ミニ地下鉄(3)モノレール(4)東京臨海新交通臨海線「ゆりかもめ」と同じ新交通システム(AGT)(5)ライトレール(次世代型路面電車、LRT)(6)バス高速輸送システム(BRT)−の6分類を比較した。
 コンサルはピーク時利用者数を1時間当たり片道3200〜5300人、富谷市から仙台市中心部到達までの時間を35〜40分と想定。輸送力、速度の評価に加え「LRT、BRTは交通量を圧迫しハードルが高い」「LRT、モノレール、AGTは近隣に導入例がなくノウハウが活用できない」などとし地下鉄とミニ地下鉄の優位性を指摘した。
 市は本年度、交通政策の専門部署として「交通政策推進室」を新設し、専門職員を配置した。若生裕俊市長は「報告を基に本年度は需要予測、採算性、実現可能性の検討をさらに進める」と話した。


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2017年06月16日金曜日


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