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<ベルフィーユ>選手動揺 活動存続模索へ

リーグ開幕前の壮行会後、ファンらとハイタッチする仙台ベルフィーユの選手たち=2016年9月18日、ゼビオアリーナ仙台

 バレーボール女子チャレンジリーグの仙台ベルフィーユが一般社団法人日本バレーボール機構から経営悪化を理由にリーグ退会を勧告された問題で、チームは15日、通常通りの練習をしたが、選手の間に動揺が広がった。関係者は宮城県での活動存続を模索するが、見通しは不透明だ。
 チームは午後6時から宮城県大和町で練習した。馬場ゆりか主将(25)は「正直驚いている。チーム内に動揺がないとは言い切れないが、練習の時間がある限りバレーをするのが仕事」と言葉少なに語った。
 雨堤みなみ選手兼マネジャー(28)は「チームがつぶれたら悲しい。詳しい話は分からないが、仙台でプレーを続ける気持ちに変わりはない」と訴えた。
 チームは官民の支援を受けて活動を続けてきた。仙台市スポーツ振興事業団の武田均常務理事は「存続にはスポンサー獲得が必要。将来プロを目指す子どもたちのためにも、なくすわけにはいかない」と話した。
 ベルフィーユの葛和伸元監督は「まだ退社が決まったわけではない。新しい運営会社設立の可能性を含め、存続できるよう支えたい」と強調した。
 ファンの間にも戸惑いが広がっている。2011年のチーム創設時から応援する仙台市宮城野区の会社員長井秀峰さん(44)は「一番の被害者は選手。宮城に残ってほしいというのが本音だが、仮に移転しても応援し続ける」と語った。


2017年06月16日金曜日


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