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<ベガルタ>佐々木 経験糧にレギュラー狙う

レギュラー奪取に向け、練習に打ち込む佐々木=15日、仙台市の紫山サッカー場

 フランスで行われたトゥーロン国際大会のU−19(19歳以下)日本代表に選ばれたMF佐々木匠が帰国し、はつらつと練習に取り組んでいる。日本は1次リーグで敗れ準決勝に進めなかったが「悔しさの中に手応えはあった」と強調。世界で戦った経験を、チームでのレギュラー奪取につなげる決意だ。
 日本は5月29日(現地時間)にキューバ、6月1日にアンゴラ、4日にはイングランドと対戦し、2分け1敗に終わった。佐々木は1−1で引き分けたアンゴラ、1−2で惜敗したイングランド戦に先発出場。左サイドハーフを務めたアンゴラ戦では鋭いドリブルを何度も披露。PKから1ゴールを決めた。
 「差はそこまで感じなかった。あのチームが優勝できるなら俺たちもできたと思う」。悔しさを込めて振り返るのが、今大会で優勝したイングランドとの一戦だ。
 3−4−3のシャドーストライカーと呼ばれる下がりめのFWに入り、大柄で屈強な相手守備を手玉に取った。「個の力でドリブル突破することができた。フィジカルの差はあまり感じなかった」と自分のプレーが通用したことを語る。
 一方で反省も忘れない。「決定力、最後まで体を張って守備をする部分は差があった。突破する時の迫力は比べものにならなかった」。課題を次につなげる姿勢を見せる。
 今季はこれまでYBCルヴァン・カップ戦4試合に先発出場し、3点を挙げて存在感を発揮しているが、2試合に先発出場したリーグ戦はまだ無得点。多額の移籍金を故郷の仙台にもたらし、海外のビッククラブでプレーするのが目標だが、チームでの定位置はまだつかめていない。
 「やっぱり、リーグ戦で結果を残さないといけない。今回の経験を生かし、地道に努力してチャンスをつかみたい」。気持ちを新たに仙台での飛躍を誓う。(狭間優作)


2017年06月16日金曜日


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