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<仙台市>幼児教育 年度内に指針

 仙台市は本年度、幼児教育に関する独自の指針を策定する。幼児期の子どもを育てる上での基本的な理念や目標を定め、幼稚園や保育所、保護者の連携を深める狙い。有識者の検討委員会(委員長・佐藤哲也宮城教育大教授)で議論し、来年3月の策定を目指す。
 指針は幼児教育の現状と課題を踏まえた基本理念を掲げ、市や教育・保育施設、家庭の役割も記載する。市子供未来局は「子どもが大きく育つための『根っこ』を大切にしようといった内容になる」と説明する。
 検討委は大学教授、幼稚園や保育所の関係者ら8人で構成。市役所で2日にあった初会合では、指針策定の参考として市が今年1〜2月に市内全ての幼稚園、保育所、認定こども園計258施設に実施したアンケート結果が示された。
 「外で遊ばない子が増えている」は88.9%、「けがをしやすい子が増えている」は71.3%が「そう思う」「まあそう思う」と回答した。幼児教育に関する自由記述では、知識の詰め込みや小学校の学習の先取りがもてはやされるといった指摘があった。
 佐藤委員長は「幼児教育に希望が持てて、分かりやすく、関係者の理解が深まるような仙台らしい指針をつくる」と話す。市は11月にも中間案を検討委に示し、市民からの意見を踏まえて最終案をまとめる。


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2017年06月17日土曜日


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