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仙台郡山官衙遺跡群 国史跡に追加指定答申

赤線で囲まれた部分が追加指定の一部。現在は埋め戻されている=1980年撮影(仙台市教委提供)

 仙台郡山官衙遺跡群(仙台市太白区)は、東北地方最古の官衙(役所)と付属寺院の遺構群。成立は7世紀半ばで、奈良時代前半の多賀城創建期前後まで営まれた。
 1979年に市教委が調査に着手し、2006年に国史跡に指定。07、11年にも追加指定された。今回は儀式などを執り行う正殿があったII期(7世紀末〜8世紀初め)官衙北東部の一角約303平方メートルが対象で、「古代国家が東北地方に進出するに当たって築いた政治・軍事拠点で、当時を知る上で貴重な遺跡」と評価された。

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 国の文化審議会は16日、国内最大級の縄文時代の集落跡で、1971年に史跡に指定していた「加曽利(かそり)貝塚」(千葉市)を特別史跡とするよう松野博一文部科学相に答申した。歴史的価値が特に高く、日本文化の象徴としても重要だと評価した。特別史跡の新規指定は17年ぶりとなる。
 阿蘇山一帯に広がる草原や農村など7カ所の景観を「阿蘇の文化的景観」(熊本県阿蘇市など)として重要文化的景観に選定することも答申した。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産を目指す前提として、地元自治体が選定を申請していた。
 このほか保存状態が良好な古墳時代の大規模集落跡「入の沢遺跡」(栗原市)など11件を史跡に、草津温泉の源泉地「湯畑」(群馬県草津町)など6件を名勝に、鳴き砂で知られる「琴ケ浜」(島根県大田市)を天然記念物に指定するよう答申。
 沖縄で大正時代から戦時中まで運行されていた軽便鉄道の駅舎跡「沖縄県鉄道与那原(よなばる)駅跡」(沖縄県与那原町)など5件を登録記念物にすることも求めた。
 いずれも近く答申通り告示され、史跡・名勝・天然記念物は計3228件(うち特別史跡62件)、重要文化的景観は58件、登録記念物は104件になる。
 このほか「仙台郡山官衙(かんが)遺跡群」(仙台市太白区)や「田小屋野貝塚」(つがる市)などの史跡に追加指定の答申があった。


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2017年06月17日土曜日


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