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<仙台市長選>与野党決戦の構図強まる

 7月の仙台市長選を巡る各政党の対応方針が、ほぼ出そろった。自民党県連は17日、無所属で立候補する会社社長菅原裕典氏(57)の支持を決定。社民党県連も同日、無所属で立候補する民進党衆院議員の郡和子氏(60)=比例東北=の支援を決めた。国政と同様の与野党対決の構図が強まっている。
 自民県連は常任役員会や総務会を相次いで開催。愛知治郎県連会長は「(既に支持決定した)党市連の判断を重く受け止めた。菅原氏は会社を順調に経営しており、能力が高い」と支持理由を説明した。
 共産党の支援を受ける郡氏を念頭に「有力な相手候補を民共が応援する構図に危機感を抱く人が多い」とも述べ、対抗心をあらわにした。党衆院宮城1区支部の会合もあり、参加した菅原氏は「私の本籍地は自民党だ」とアピールした。
 一方、社民県連は常任幹事会で郡氏支援を決定。先立って開かれた幹部会合には郡氏も出席した。岸田清実県連代表は「これまで培ってきた仙台市の平和行政、市民と共に歩む市政を継承する必要がある。そのためには郡氏でなければならない」と強調した。
 郡氏は社民県連などが市内で開いた「共謀罪」法強行採決への抗議集会にも参加。「平和や暮らしを守るのは民主主義の基本。まっとうな政治を仙台でしっかりつくる」と訴えた。
 菅原氏は自民のほか公明党にも支援要請しており、同党は近く支援を正式決定する見通し。郡氏は擁立を決めた民進に加え社民と共産が支援を決め、野党共闘態勢が整った。
 無所属で立候補する元衆院議員の林宙紀氏(39)は17日も市中心部などで街頭活動を精力的に展開した。市長選には元衆院議員の大久保三代氏(40)も無所属での立候補を表明している。


2017年06月18日日曜日


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