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<仙台地裁切り付け>傷肺近くまで 強い殺意か

 仙台地裁で判決の言い渡しを受けていた被告の男が暴れだし、傍聴席の警察官2人に刃物で襲いかかった事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された山形市鉄砲町1丁目、コンビニ店員淀川聖司容疑者(30)が警察官1人に負わせた傷が、肺近くまで達していたことが18日、分かった。2人の傷は合わせて少なくとも7カ所で、県警は強い殺意があったとみて調べている。
 県警によると、刑事総務課の男性警部補(44)は背中や脇腹など計5カ所を切り付けられたり、刺されたりした。最も深い傷は4〜5センチで、肺近くまで達していた。県民安全対策課の男性警部補(42)は顔と脚を切り付けられた。細かな傷も複数あったという。
 淀川容疑者は今年1月、女子高校生のスカート内にカメラ付き携帯電話を差し入れたとして、宮城県迷惑防止条例違反の罪に問われた。捜査を担当した仙台東署とトラブルはなく、切り付けた2人も警察官と知らずに攻撃したとみられる。
 淀川容疑者は16日、同罪で懲役1年の実刑判決を言い渡された際、傍聴席との間の柵を乗り越えて両手にナイフを持ち振り回し、取り押さえようとした警察官2人を刺し、切り付けて殺害しようとしたとして、仙台中央署に現行犯逮捕された。衣服のポケットに果物ナイフなど刃物計5本を隠し持っていた。調べに対し、黙秘しているという。
 県警は18日、容疑者の身柄を仙台地検に送った。


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2017年06月19日月曜日


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