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<荻村杯>水谷 決勝進出逃す

男子シングルス準決勝で敗退した水谷

 卓球の荻村杯ジャパンOP最終日は18日、東京体育館で行われ、男子シングルス準決勝で水谷隼(木下グループ、青森山田高−明大出)は世界選手権個人戦で準優勝の樊振東(中国)に1−4で敗れた。

◎中国選手に善戦「距離縮まった」

 1−4のスコアより、競り合った印象を残した。日本勢で唯一勝ち残っていた水谷が男子シングルス準決勝で敗退。「最後はかなりいい打ち合いができた。良かったと思う」。開口一番、勝者のように振り返った。
 0−3の第4ゲームで5点を連取された。完敗ペース。沸き立つアウェーの中国ファンを黙らせるのが日本のエースの意地だった。
 「最後は顔がこわばっていた。これはいける」。台越しに相手の表情をうかがい「開き直ってリラックスしたのが、いいプレーにつながった」。11−9で奪い、一矢報いた。
 世界選手権で張本(エリートアカデミー、仙台市出身)に敗れ「落ち込み、もやもやした気持ちがあった」。今大会も結果が出なければ、世代交代を印象付けてしまう恐れもあった。
 1年前に「負け過ぎて心が折れる」と中国選手に苦手意識があったが「昔に比べたら確実に距離が縮まっている。これで負けたという苦手な形がなかった」。遠くかすんでいた大国の姿がくっきりと見えてきた。(剣持雄治)


2017年06月19日月曜日


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