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<ハラール食>訪日客に安心を 仙台で勉強会

ハラール対応の現状を訴えたイスラム教徒の留学生

 イスラム教徒の受け入れ体制を整えようと、東北6県のホテル、旅館事業者ら約40人が16日、イスラム教の教義に従った食事「ハラール食」の勉強会を仙台市青葉区の仙台国際ホテルで開いた。
 JTB東北(仙台)の担当者が、豚肉やアルコールの摂取禁止といった基礎知識を説明。「7月にイスラム教徒向けの旅行商品を売り出す。ハラール食専用の調理器具や礼拝所を準備してほしい」と要請した。
 市内在住のイスラム教徒の留学生との意見交換会もあり、インドネシアから来た女性(38)は「すしが食べたいけど、酢飯にみりんが入っていたら食べられない。表示がなく、仙台で安心できるすし店は1店しかない」と語った。
 日本政府観光局(JNTO)によると、2016年の訪日外国人旅行者(インバウンド)のうち国別で前年比伸び率が最も高かったのがインドネシア、3番目がマレーシアだった。両国ともイスラム教徒が多い。
 仙台国際ホテルの中村善二総料理長(70)は「東北が誇るコメや海産物はハラール対応食材。イスラム教徒のみなさんに東北を訪れてもらい、ぜひ味わってほしい」と呼び掛けた。


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2017年06月20日火曜日


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