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<宮古市長選>候補者の横顔と訴え

 18日に告示された宮古市長選(25日投開票)は、ともに無所属で、3選を目指す現職山本正徳氏(61)に、新人の元市議内舘勝則氏(61)が挑む。両候補の訴えを紹介する。

◎身切る行財政改革推進/内舘勝則氏(61)=無新(民・共・由・社推)

 「東日本大震災からの復興や合併後の地域づくりに格差が生じている」。現市政に疑問を呈して市議を辞職。立候補を決意した。
 現在2人の副市長を1人削減することで、4年間で4800万円を捻出する。1期当たり1700万円の市長退職金は自主返納を表明した。「身を切る行財政改革」を前面に押し出す。
 これらを財源に出産祝い金制度の創設、正規雇用の保育士増員、子どもの医療費助成拡大などの新規施策に取り組む考えだ。
 行政組織の見直しにも着手し、重要施策には特命部署の新設で対応すると主張。トップ判断の迅速な施策化を目指すという。
 県政との連携強化もアピールし、超党派の市政実現を呼び掛ける。

◎ポスト復興施策に尽力/山本正徳氏(61)=無現(公支)

 市長に就任して1年8カ月目に東日本大震災が発生。その直後から防災無線で「必ずや復興いたします」と市民に呼び掛けてきた。それだけに公約には、復興施策を担ってきた自負がにじむ。
 「復興、道半ば」と市政の継続を強く訴えつつ、「ポスト復興」を見据えた施策を並べた。
 「大型客船の誘致」による経済活性化、健康寿命を維持するための「シルバーリハビリ体操教室」普及、公共交通を生かしたコンパクトなまちづくりなどだ。
 待機児童の解消施策には「子ども子育て基金」、道路や橋、建物の老朽化対策には「社会基盤整備基金」を、それぞれ創設して対応すると主張。有権者に財源の裏付けを提示した。


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2017年06月20日火曜日


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