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<三鉄>3年ぶり赤字 台風被害で利用客減少

 岩手県などが出資する第三セクター三陸鉄道(宮古市)は20日、盛岡市で株主総会と取締役会を開き、2016年度決算を承認した。当期損失は5972万円で、3年ぶりの赤字を計上した。昨年8月に発生した台風10号豪雨の影響などで輸送人員が減少した。
 鉄道事業収入は前年度比5649万円(15.8%)減の3億48万円。輸送人員は8万9774人(14.9%)減の51万3082人だった。JR山田線(盛岡−宮古間)の一部区間が15年12月の脱線事故で不通となり、内陸部の客足が遠のいた。
 台風10号豪雨被害などで特別損失3億6554万円を計上。運休や沿線に近い観光名所龍泉洞(岩泉町)の営業中止で地元客、団体客の利用が落ち込んだ。
 経常損失は2億1557万円で23年連続の赤字。前年度に比べて7960万円(58.5%)増えた。
 記者会見した中村一郎社長は「今秋の山田線再開をきっかけに、関係機関の協力を得て増収に転じたい」と話した。


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2017年06月21日水曜日


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